星の子カロル(A氏と共著)
『たのしい三年生』
1957年8月号別冊付録
単行本
小学館
藤子・F・不二雄大全集
『初期SF作品』収録
 カロルが窓から外を見ていると、ロケットが裏山へ落っこちた。
乗員はカリスト星探検隊の一員で、
「カリストはあくまの星だ。探検隊はみんなやられてしまった。」
と言い残し、息を引き取ってしまう。
木星の衛星であるカリストは、3度送られた探検隊が
1度も帰ってこなかった、危険な星。
宇宙局長官は、原因究明の為、フェル博士とチッペル博士に、
協力してロケットを設計するよう依頼。
しかし、2人はいつも仲が悪いのだが…。
一方、探検隊員の言葉を伝えに来た縁で、
宇宙局長官と知り合ったカロルは、次の探検隊への参加を直訴。
最初は断られたが、強引なやり方で参加を認めてもらう。
探検隊長のグレッグと隊員のムックを紹介され、
宇宙局長官とともにロケットを見に行くと、
果たして、2人の博士の意見が合わず、ロケットは未完成。
チッペル博士は自分だけでカリストへ向かう事を宣言。
宇宙局長官はフェル博士にロケットの製作を依頼する。
その直後、チッペル博士が、ろくな準備もせずにカリストへ飛び立った。
若干の時間を置いて、カロルたちもフェル博士のロケットで出発。
チッペル博士のロケットに追い付き、追い越し、先にカリストへ着く。
カロルと博士を残し、2人の隊員は調査に出発し、
やがて、チッペル博士のロケットも到着する。
2人の隊員は、チッペル博士のロケットを発見するが、
何らかのトラブルの跡が…。
1時間経っても2人から連絡がない為、カロルは様子を見に行き、
チッペル博士と出会い、彼のロケットを襲った怪物に出くわす。
そこへ、隊員2人も合流するが、4人はすっかり囲まれてしまっていた。
チッペル博士によれば、この怪物は食虫植物のようなものだという。
銃の弾も切れ、いよいよおしまいかという状況で、
フェル博士が、ロケットとともに現れ、植物を撃退。
全員そのままロケットに乗り、カリストを後にする。
ロケット内で仲直りする両博士。
ムック隊員に、「探検なんか、もうこりごりでしょう。」
と尋ねられたカロルは、「とんでもない。」と一言。
そして、「ぼくは星の子。
おおきくなったら、宇宙のはてまでも探検するんです。」
と、高らかに宣言する。
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