21エモン
21エモン
『週刊少年サンデー』
1968年1号より連載開始
1969年6号で連載終了
1981年、同時期に公開された映画に合わせて
『月刊コロコロコミック』8月号に
特別読み切りを掲載
1981年映画公開
1991年TVアニメ放送開始
1992年映画公開
単行本
小学館
てんとう虫コミックス全4巻
コロコロ文庫全3巻
藤子・F・不二雄大全集全2巻

中央公論社中公コミックス
藤子不二雄ランド全5巻
モンガーちゃん
『幼稚園』1968年7月号〜9月号
単行本
藤子・F・不二雄大全集『21エモン』2巻に収録
 「創業450年」の老舗旅館「つづれ屋」。その「21代目」が「21エモン」だ。
「市右衛門」から始まり「仁右衛門」「参右衛門」…と、
よくも「21」まで続いた、いや続けたもんだと感心するが…。
話の舞台が「21世紀」であるのは間違いないのだが、
具体的な年代は、やや流動的だ。
パパ(20エモン)の話によれば
「市右衛門がつづれ屋をひらかれたのは江戸幕府のはじまりとほとんど同時」
との事なので「2053年」前後のはず。
しかし、「宇宙オリンピック」というエピソードでは
「2014年 東京で第1回宇宙オリンピックがひらかれた」
とある…。
まぁ、出版時に年代、年号が改められた可能性もあるが…。

(追記:「大全集」第1巻の巻末の資料によると、21エモンは
2010年生まれの13歳で、年代は2023年らしい…)

 さて、お話は「21エモン」と「テレポート」ができる宇宙生物「モンガー」
そして、元々は「イモ掘りロボット」で、スクラップになる所を20エモンに拾われ
現在はボーイを務める「ゴンスケ」の3人を中心に進む。
「老舗」ながら、つづれ屋は従業員がロボットのみ
(最初はゴンスケ1体、のちにオナベが加わり2体)の家族経営。
近場に存在する巨大ホテルに客を取られて経営は「火の車」。
「電気」「ガス」「水道」を止められた事も
隣接する「ホテルギャラクシー」に土地を売る決心をした事もある。
21エモンは「ロケットのパイロット」に憧れ、
さしあたり「宇宙旅行」を夢見て貯金に余念がない。
一方で、実家のつづれ屋を再建したいという思いも抱いている。
前半の舞台はおんぼろホテルのつづれ屋だが、
後半は上記の3人がロケットで宇宙へ飛び出しピンチに見舞われる事も…。
 「21エモン」のテーマは「未来・宇宙」。
「未来」メインなら「みきおとミキオ」という作品があり、
「宇宙」メインなら「モジャ公」という作品がある。
ただ、これら2作品が当時の「現代日本人」の少年を主人公にして
「科学が発達した未来(宇宙)」のマイナス面をも若干描いているのに対し、
「21エモン」にはそういったエピソードは皆無…、
いや、最後の方にちょっとありましたね…。
ただ、全体的には「明るい未来」への希望に満ちています。

 作者の「連載年表」を見ると、「幼稚園」という雑誌に
「モンガーちゃん」なる作品の連載記録が…。
幼年向けの「21エモン」なのか、
それとも「モンガー」を主人公にした、完全なる別作品なのか…?
その答えは「藤子・F・不二雄大全集」に
「21エモン」が登場すれば明らかになるかもしれない…。

追記
「藤子・F・不二雄大全集」に収録されたコロコロ文庫版未収録エピソード
1巻
「おせっかいロボット」「子どもセンター」「ギャラクシーに負けるな」
「あやしい客」(前編・後編)

2巻
「超一流 流行まんが家」
「2本足で星から星へ」:1981年公開の映画に合わせてコロコロに掲載

モンガーちゃん
「はじめましてモンガーちゃん」(目次は誤植「はじおめまして」)2ページ
「海か山か」6ページ「ロボット屋そうどう」6ページ 以上オールカラー全3話
幼年向けに頭身の低くなった「21エモン」といった内容。
「21世紀」や「21エモン」という名前の説明はなし。
ページ数を考慮すれば、ルナさんの出番が「21エモン」よりも多め。
パパとママは出てくるが、オナベとゴンスケは出てこない。
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