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 最初に1巻を見かけた時は「ドラえもんを利用した野球マンガ」という程度の印象を受けただけでした。
1巻の表紙は主人公のクロえもん以外は小さく描かれているため、
そういう、主人公以外はミニドラみたいな話なのかと…。
しかし、2巻の裏表紙に書かれた作品紹介の
「マジック投手のポコえもんや打率10割の天才打者ドラ一郎(イチロー)…」
といった部分に惹きつけられて、2巻が出た頃から読むようになりました。
実際読んでみると、ひみつ道具や必殺技はあるとしても、普通に熱い野球マンガでビックリ!
若い人は知らないかもしれませんが、バンプレストのバトルドッジボールやバトルサッカーのような、
キャラクターありきの作品をイメージしてたので…。
バンプレストのバトルシリーズは、SD化されたウルトラマン、仮面ライダー、ガンダムなどが闘う、
必殺技重視のバトルスポーツゲームです。
他にも、昔はゲーム化のために無理矢理、原作とは関係ない事をやらされるキャラクターがいたのです…。
この作品は、それらとは違い、ドラえもん系のネコ型ロボットたち(と人間)が生き生きと野球を楽しんでいるのです。
 22世紀、野球のルールはほとんど変わっていないが、ただ1つ
「試合中に、指定された3つのひみつ道具を1回だけ使って良い」というルールが加えられた。
そんな時代の草野球チーム「江戸川ドラーズ」のキャプテン、クロえもんが本作の主人公。
その名の通り、黒いネコ型ロボットですが、ドラえもんとは違い、頭部の黒い部分は全て毛のようです。
これは、全員ではないにしろ、他のネコ型も同様の様子。
野球が大好きで、熱い闘争心を持ったクロえもん率いるドラーズですが、
スポーツマンガのお決まりで、チームができてから1度も勝った事がない…。
現状を打破しようと「次の試合に負けたら解散する」と背水の陣を決め込むクロだったが、
そもそもドラーズには常に集まれるメンバーが8人しかおらず、しかも足りてないのがピッチャーだったり…。
その為、第1話冒頭の試合では、あのドラえもんがピッチャーとして参加している。
実はドラえもん、ドラーズの名付け親で背番号「10」のユニフォームも持っているのですが、
22世紀と20(21?)世紀を行き来する生活の為、「常に」は試合に出られないのである。
そんな中、クロが「お手伝いロボット」として住み込む「ドラネコ宅配便」を営む家庭の一人息子ひろしが
「良い肩」を持っている事に気付き、無理矢理勧誘するクロ。
半ば強制的にドラーズのピッチャーにされたひろしだったが、球は速いがコントロールが悪かった…。
なんてこったと悩んでいた所に、ライバルチーム「モンガーズ」のキャプテン門賀が現れ、
おそらく公共だった、そこのグラウンドを門賀の父が買い取ったので「出て行け」と一方的に言い放つ。
頭に血が上ったクロは、解散を条件にした「背水の陣」でモンガーズに試合を申し込む。
ちなみに、第1話冒頭の試合の相手は、そのモンガーズで21対0で敗れている…。
さらに、クロが「売り言葉に買い言葉」で「スクラップになるまで盆踊り」なんて条件も加えてしまった為、
メンバーは皆「協力できない」と言い残して去ってしまう。
しかし、フロリダ出身のエーモンドが、日本に来る時にアメリカのチームメイトから贈られたバットを
グラウンドに忘れてしまい、それを使ってヒットが打てなかった事に腹を立てた門賀は、そのバットを蹴り折ってしまう。
怒りのあまり、門賀に突撃するエーモンドだったが…。
折れたバットを手に、血みどろで歩くエーモンドに会ったチームメイトのトラえもんは、
状況を他のメンバーに知らせに行く。
一方、クロとひろしは、ガリバートンネルで小さくなるなどしてみたが、
「やっぱりモンガーズをぶっつぶすしかない!」という結論に達する。
そこへ「ソノハナシ、オレモノッタゼ!」と怒りに燃えるエーモンドが、
それに続いてトラから状況を聞いたメンバー達が現れ「モンガーズをたたきつぶそうぜ!」という熱い展開に!
試合の方は、コントロールの悪いひろしが抑えた球をド真ん中に投げて大量点を取られるも、
メガネが壊れるというアクシデントにより、ひろしはメガネを外せばストライクゾーンに投げられるという事が判明!
さらに、勉強好きのグリえもんが、相手ピッチャー門賀が
ストレートとカーブを投げ分ける際のクセに気付き、逆転に成功する!
その後、ひろしが打球を肩に受けてホームランを打たれそうになったりというピンチを切り抜けて、
ついにドラーズが初勝利を飾る!
勝利の喜びも束の間、たまたま観戦した草野球の試合で、クロはロボット学校時代の同級生シロえもんと再会する。
シロは160キロのストレートと魔球ホワイトボールを操る驚異のピッチャーになっていた。
ホワイトボールに手も足も出ないクロに、
「野球やってるつもりなら、バットを振ることからおぼえた方がいいぜ!」と言い放つシロ。
シロのチームが、草野球大会「ビッグドームカップ」に出場する事を知ったクロは、
シロと闘う為にビッグドームカップ参加を決意するのであった。
と、ここまで、まだ1巻の内容ですね…。
その後、色々なチームと闘い、ついにシロと対戦し勝利!
その試合で肩を痛めたシロの肩を治す事を条件に、ドラーズはアメリカ最強チーム、デビルキングスと対戦!
負ければクロがデビルキングスに奪われるという状況の中、ポコえもんやシロの力も借り勝利するドラーズ。
最強チームを作る為に良い選手を奪うやり方を選んできたデビルキングスのキャプテン、ドランプも
野球を楽しむ心を取り戻す。
そして、新たなカップ戦に新たなライバル、「もしもボックス」を使ったサッカーとの異種対戦、
ついにはWABC(ワールドアマチュアベースボールクラシック)のメンバーに選ばれ、日の丸を背負う事になるクロ。
最強の敵、アメリカ代表にはドランプやチームメイトのエーモンドがいる!
アメリカの優勝で幕を閉じたWABCの後には、
日本代表監督を務めたキング・サダハル氏主催のトーナメントが開催され、また新たなライバルが…。
そのトーナメントのオールスター戦の後、3度目のシロとの対決に勝利し、
この作品は(第1部とありますが)完結します。
 ちょっと引き延ばし過ぎかな?という感じもありますが、それだけ人気があったという事でしょう。
「第1部完」とされているのも、人気のあった証拠でしょうね。
作画:むぎわらしんたろう
原案協力:藤子プロ

『月刊コロコロコミック』
2000年9月号より連載開始
2011年10月号で連載終了
他、単行本には巻末描きおろしや
増刊号等掲載分も収録
単行本
小学館
コロコロコミックス全23巻
(1〜10てんとう虫コミックス
11〜17コロコロドラゴンコミックス
18〜コロコロコミックス)

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