よばれてとびでて!アクビちゃん
タツノコアニメ
よばれてとびでて!アクビちゃん
アクビガール
マッハガール
 ある日の夕方、TVのチャンネルを回していたら
見覚えのあるキャラクターが画面に現れた。
「ハクション大魔王」のアクビちゃんだ!
「ハクション大魔王」は「タツノコプロ」の名作アニメで、
私が生まれる以前の「70年代」の作品である。
現在と違って「古い作品」の再放送が多かった小学生当時、
朝7時半か8時に再放送されていた記憶がある。
故に、夏休みとか祝日とか、そういった時にしか観る事は出来なかったのだろう。
「観た記憶」はあるが、それほど印象には残っていない…。
「くしゃみ」をすると不思議な壺から出てくる「ハクション大魔王」。
そして、「あくび」をすると出てくるのが「アクビちゃん」(アクビ娘)。
まぁ、覚えているのはその程度の「基本中の基本」くらいだ。
(それ以上の内容があったのかどうかは分からないが…)
そんなアクビちゃんが主人公の本作は、いわゆる「スピンオフ」というやつで
最初は「UHF放送」という形で放送された。
「UHF放送」とは「ローカル放送」の事らしい。
我が「茨城」には「ローカル放送」がないので「なんのこっちゃ」でしたが…。
まぁ、それはさておき、初放送は2002年で、色々なローカル放送を巡って
2009年頃から「BS12」で放送されるようになった
「キッズステーションタイム」にラインナップされ、私の目に触れた、という訳。
(この番組は「月〜金」に放送されており、曜日によって内容が違う。
私が初めて観たのは「木曜日」だった為、「よゐこ」と子ども達による番組が
放送されており、しばらくの間、その内容が毎日放送されているものだと
思い込んでいた…。また、現在「アクビちゃん」は放送されていない。)
 それぞれが文と絵を担当して「絵本作家」として活動しているパパとママとともに
「恋ヶ壺」という町へ引っ越してきた「眠田ころん」ちゃんは、
緊張すると「あくび」が出ちゃうという癖を持った女の子。
新しいお家へ向かう途中で立ち寄った浜辺で不思議な壺を見掛けるが、
その時はカラスに持ち去られてしまう。
翌日、新しい学校に初登校し、下校の際クラスメイトの男子にあちこち連れ回されて
慣れない町で迷子になってしまう。
困り果てた所に雨まで降ってきて、公園で雨宿りしていると、
そこには、あの不思議な壺が!
壺のそばで、ついあくびをしてしまい、アクビちゃんと出会う。
というのが「第1話」。
「ハクション大魔王」と同じく
「ご主人様の望みを叶える」のが「壺の魔神の使命」という訳で、
アクビちゃんの魔法で、うまくいったりいかなかったり…。
第1シリーズでは、後半、ころんちゃんとアクビちゃんがケンカをして
アクビちゃんが壺とともに家出してしまい、壺の持ち主が転々と変わる。
一方で、ころんちゃんは落ち込みながらも、わずかな手がかりを頼りに壺を探す。
最終的には、ころんちゃんが以前通っていた小学校の憧れの先輩という、
アクビちゃんも顔と名前だけは知っている男の子が壺を拾い、アクビちゃんと出会う。
そして彼の手によって、偶然その学校に来ていたころんちゃんの元に
壺とアクビちゃんは戻ってくる。
そして、ころんちゃんは新しい学校の一員になれたような気持ちになるのだった…。
 第2シリーズは、新キャラが登場したりするも内容的にはさほど変わらず。
最終話は
「劇で失敗しないように魔法をかけてほしい」という、ころんちゃんの「望み」と
「ころんちゃんが自分の力で乗り越える」事を「望む」思いとの間で揺れる
アクビちゃんが描かれる。
「望みを叶える」という「壺の魔神の使命」と
「自分自身の気持ち」との間で悩むアクビちゃんを通して、
「困難から容易に逃れる」事で「困難を乗り越え成長する」チャンスを失ってしまう、
という事を伝えようとしたのだろう。
そういった意味では、スタンダードな「子供向けアニメ」と言う事が出来る。
 キャラクターデザインが「吉田すずか」さんという事で、
全体的にシンプルで可愛らしくなっており、昔のタツノコプロっぽいキャラは皆無。
唯一「ハクション大魔王」だけはデザインが変わってなさそうだけど…。
(あるいは変えようがなかったのか…)
 キッズステーションタイムでは、当初(かどうか分からないが)
「火曜」に「第1シリーズ」、「金曜」に「第2シリーズ」が
それぞれ放送されていたため、最初に火→金と見た場合、火曜の予告と違う内容に
「あれ?」と思った事も…。
 正直な話、作品そのものよりも、エンディングの「アクビ娘」という曲が好き!
初回放送:2002年

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